
2009年10月15日
ものづくりのメモリー(5)鯉のぼり

08年の4月から本格的に販売用の商品を作り始めた私でしたが、5月が近づくにつれ、突然に鯉のぼりを作ってみようと思いました。他の人の作ったなかなか上手な作品を見たりして、作れそうに思ったのですね。
最初はちょっと苦労したけど、比較的簡単にできました。ここでは簡単に作り方をご披露しましょう。

まず、シリンダーを横にして穴を開けます。このときチューブからやった方が早いと思うのは間違いでそれだとうまく行きません。シリンダーに穴を空ける形にしてください。

次にTaperのYの値を0から1またはマイナス1に変更します。そうすると円筒の一端が閉じられた形になります。まるで練り歯磨きのチューブみたいですね。
はい、これで基本の形は出来上がり、あとはテクスチャーで鯉のぼりの模様をつけたり、「特徴」のところのフレキシブル・パスをいじって、風になびいたり、重力で垂れ下がったりするように変えます。ここは自分でトライしてください。

実際に売るのには竿や矢車をつけたりしなければなりません。私の作品のなかではかなり短時間に作った割にはクオリティも高く、自慢できるものです。できたときは自分で天才じゃないかなんて自惚れてしまいましたね。自惚れもクリエーターの成長には大事な要素です。そのあとすぐに「反省」が追っかけてきますけどね。
ところで現状でも課題はあって、風の方向によっては鯉の口が変な方向に向いてからだが捩れたようになってしまうことがあります。これはそのときは無理だったけど、今思えばスクリプトで解決できそうですね。来春には取り組んでみることにします。
青空を悠々と泳ぐ真鯉に緋鯉、吹流し、とっても気持ちいいですよ。あなたも作ってみてはいかがでしょうか?
Posted by Sophiee Winkler at 10:00│Comments(0)
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